≪環境行政について≫
【問】 市長はこれまで「めだかの会」で活動され、環境には人一倍詳しいと思われます。そこで市長の「これからの四街道の環境はこうしたい」あるいは「こうあるべきだ」との思いをお聞かせください。
【答】 夢としてトキやコウノトリが生息できるほどの自然豊かな環境にしたい。
【問】 トキやコウノトリが舞う環境とはどういう環境なのか。具体的にどのようにするのか。
【答】 トキもコウノトリも水辺のザリガニやドジョウなどを食べます。そのことから谷津田の環境を良くすることが必要です。田んぼに冬場も水を張る・無農薬栽培など農業従事者の協力も欠かせません。まだまだ道のりは遠いと感じております。
【問】 市街化調整区域の開発のあり方を研究していくとのことだがその研究の
方向性と、どのような形で研究していくのか伺います。
【答】 市街化調整区域の市街化を抑制するという基本理念の下、地域の利便性の確保及び集落の形成を図るためにも、「開発指導要綱の見直し」や「開発許可の技術基準の強化」について調査研究を行っております。
【問】 国の平成21年度補正予算には「スクールニューディール構想」として、@省エネ化、A耐震化BICT(情報通信技術)化するとの経済対策が盛り込まれているが、このうち、@の省エネ化の太陽光発電、あるいは校庭の芝生化について市はどのようにお考えか伺います。
【答】 旭小学校の改築時にエコ関連設備を設置する方向です。他の小学校については、改修時に検討してまいります。校庭の芝生化については、学校長と意見交換を行いながら研究を続けて参りたい。
【問】 このたび一般廃棄物処理基本計画が策定されH27年度までに一人一日約100gのごみ削減目標が示されています。更なる減量化のための施策は。
【答】前回の基本計画(H15策定)から大きく循環型社会に変化してきている社会に対応して策定しました。ごみの減量化については、現在エコショップ認定制度、買い物袋持参運動、フリーマーケットの支援、用品交換制度の支援、生ごみ処理機購入への助成など行っていますが、更に@3Rの推進、A市民・事業者・行政との協働B適正処理の構築を基本方針として更なる循環型社会形成に取組んでまいります。
【問】 国は「地球温暖化対策」として「地域グリーンニューディール基金」を創設します。積極的に本市でも活用すべきと思う
が如何か。
【答】 利用手続きなどの詳細が明確になり次第、地球温暖化対策事業・不法投棄対策事業等の活用を検討したい。
【問】 ペットの飼養について、近隣住民の生活環境を害さないよう飼養する条例が各地で制定されています。マナーの問題とはいえ少なからず本市でも迷惑を被っている方がおられますので、今後考えていただきたい。本市ではマナーについて取組んでいることは何か。
【答】 環境美化との関わり、また、飼い方教室の実施、啓発看板の設置をしております。ペットとの共生を求められている昨今、より高いモラルが必要であり、遵守事項など具体的啓発を進めていきたいと考えております。
≪保育行政について≫
【問】 本市の基本計画ではH25年度までに民間保育園(定員90名)を整備推進することとなっております。しかし3月議会でも取り上げましたが国で予算化された「安心こども基金」が更に加算され、H22年度までの事業となっています。計画の前倒しになってもこの基金を活用することが得策だと考えます。具体策について伺います。
【答】 待機児童解消対策として、南部保育所用地整備事業にかかる施設整備や、認定こども園事業について「安心こども基金」を活用したいと検討しています。
≪市営住宅について≫
【問】 市営住宅の建替えの整備計画はいつ策定するのか。
【答】 次期地域住宅計画(H23〜H28)の策定の中に位置づけていきたい。一番古い春日住宅(建築S45)の耐用年数45年がH26年以降となっておりますので、それまでに策定することとなります。
【問】 本年4月から国の法律が変わり公営住宅の収入基準が変わるとのことだが、どのように変わりその影響はどうかうかがいます。
【答】 収入基準の上限が引き下げられ、家賃についても基礎額が減額されました。また規模係
数の変更などがありましたが、結果的には当市の住宅家賃は2%から15%ほど安くなりました。
このことから応募倍率の減少及び家賃が安くなるため入居しやすくなるのではないかと思われま
す。