１ 生命育む市政をめざして
（１）安心・安全施策について
●女性特有のガン対策について
検診の現状と検診率アップに向けての施策と、当市とし検診手帳と検診無料クーポンの配布について伺います。
【答】プライバシーと利便性等を加味し平成１７年度から乳 ガン検診を平成１９年度から子宮頚ガンの個別検診を導入しまし た。集団検診時には女性医師を配置するよう検診機関に要望しています。
クーポンの配布については特定年齢等、今後市民に周知することで受診率アップにつなげていきます。
●自殺防止策について
自殺者が１１年連続年間３万人を超え、更に現下の厳しい経済情勢のもとで地域の殺対策強化が喫緊の課題です。今国会での補正予算に地域自殺対策緊急強化基金として都道府県に３年間の基金を造成しています。
当市としてこの基金の使途を含め、自殺防止対策についてお伺いします。
【答】県の動向をみて関係部署と連携協議をします。現状の取り組みとして啓発活動、相談活動を周知し抱える問題を把握し関係部署と連携し防止していきます。
●地域においての災害時の防災対策について
自治会加入対策と自治会未加入の市民や要援護者の支援体制を市としてどのように把握し、支援していくのかお伺いします。
【答】中学校区毎の地区連絡協議会において自治会加入の取り組み事例を参考にしています。災害時等においての要援護者の支援プランを庁内において検討しています。市内在住の市民全員を対象としています。備蓄・防災施設の設置はもとより情報把握に努めてまいります。
（２）子育て支援について
●赤ちゃんステーションの設置について
乳幼児連れでも安心して外出ができるように乳幼児への授乳やおむつ替えができるスペースとして「赤ちゃんステーション」を公共施設などに設置の要望があります。
当市においての設置状況についてお伺いします。
【答】保健センターに１カ所設置してありますが市民に案内看板を貼るなど周知に努めます。おむつ替えは各トイレにベビーベッド等が設置している現状です。
待機児童ゼロ作戦の一つとして、安心こども基金の活用と認定こども園に向けての進捗状況についてお伺いします。
【答】緊急的な措置として県や関係機関と協議し認定こども園の設置に向け努めてまいります。
（３）スポーツ振興策について
当市として本年度、特に生涯スポーツ施策として取り組んで行かれる事業について、それらの事業の進捗状況についてお伺いします。また、明年、四街道市として初めて国体の銃剣道会場として開催されます。スポーツの普及を通じた市民の健康増進と体力向上の施策の１つとして正しいラジオ体操の普及を提案したいと思いますがいかがですか。
【答】スポーツ振興に向け環境整備や活動団体の支援、指導者の育成を今後とも取り組むと同時に平成２２年開設に向け総合型地域スポーツクラブの支援をしていきます。 今年度、学校体育の研究事業を支援し将来の指針になるよう学校体育の充実を図ります。正しいラジオ体操の普及の件ですが会を通し話していきたいと考えてまいります。
（４）庁内横断的取り組み体制について
「縦割り行政」といわれる言葉からマイナスのイメージがありますが、縦割り行政のメリット、デメリットについて効果的・効率的な行政運営の視点からデメリットをメリットにする方策があればお聞かせ下さい。
【答】柔軟性に欠けるという弊害から、多様化する市民ニーズに迅速にまた効果的に行政運営を図れるように各課にグループ制を導入したり、部をまたがる行政運営は政策担当者が対応しています。
（５）高齢者・障がい者施策について
東京稲城市が地域支援事業交付金を活用した取り組みの中で、介護支援ボランティアの活動実績に応じてポイントを交付しポイントには介護保険料や介護サービス利用料に充てることができ、実質的な保険料負担軽減にもつながります。当市としてポイント制度による介護支援ボランティア活動の導入を視野にした取り組みをしていくことを要望しますがいかがですか。
【答】住民相互による助け合う事業として当市には社会福祉協議会によるにこにこサービスの活動があります。
今後、地域支援事業の実績を研究していきますが、市に実情に合った施策を考えていきたい。
